2011年4月アーカイブ
毎年桜の花が咲くころ渡りの一陣を出迎えますが 今年は到着も遅れている様子ですっかり葉桜となり周りの山は若葉の色に包まれて居ました。
出会いの鳥はやはり渡りの季節に入ったことを実感させてくれるメンバーです。
シロハラホオジロと
シベリアアオジは300ミリのお手軽カメラ手持ちでも撮れる距離にやって来て大サービスしてくれました。
ビンズイも到着したばかりの所為か人の気配も気にしていないようです。
アカハラは3羽まで数えましたがもっと居たような感じです。 団体で到着ですね。
クロツグミも間を縫って姿を見せてくれました。
お昼はベンチでお弁当を囲んで 楽しい鳥談義。
見そこなった鳥も数種残して、のどかな春の一日 楽しい鳥見になりました。
春一番の野草観察会がありました。
いろいろ手を焼く生徒ですがKさんMさん今シーズンも よろしくお願いいたします。
ブログは拝見していてもお顔を見るのは久しぶりです。
山道に入ると
タチツボスミレ よく名前を耳にするスミレです。
一輪の花の美しさも 花束の美しさも両方楽しもうと欲張りです。
暫く行くと少し赤みが強いスミレ、 アカネスミレです。
その少し先に 可愛い顔で咲いていたのはシハイスミレ
葉の裏の色が違うそうですが 今までスミレの花は見ても葉の裏まで眺める事は有りませんでした。
そうそう、アカネスミレも葉の裏も要注意とのこと、花だけ見て喜んでいてはダメですね。
次に出会ったスミレは真っ白で ふくよかな美しさのマルバスミレです。
土手一面に咲く群生の美しさを写真で伝える難しさに四苦八苦します。
何と少し車を走らせる間に4種のスミレに会えました。
スミレの仲間は何やら難しいので全部まとめてスミレとして居ましたが こうして違いを教えていただくと面白いですね。しかし難しい・・・。
その間 ネコノメソウの仲間2種を教えていただきましたが この区別が紛らわしくてゴチャゴチャになります。
ヤマネコノメソウ 葉の形 毛深いところ 撮れていて良かった!
似ているけど 九州では珍しいという ネコノメソウ 葉の形や花の色の華やかさが違います。
以前教えていただいたコガネネコノメソウにも良く似ていてその他ネコノメソウの仲間はいろいろあって混乱しそうです。
オオチャルメルソウです。
葉はこちらです。
今まで見ていたのはチャルメルソウ 葉の形が違うそうで こちらも雰囲気は良く似ていて間違いそうです。日光でチャルメルソウを見ましたが 今思うとどちらだったのか、自信ありません。
似ていると言えば先日海辺で見たキケマンに似た フウロケマンてす。
そして最後に出会った花はホソバナコバイモ 昨年渓流で初めて出会い感激したものですが
花散策のフィナーレを飾るにふさわしい大群生を見ることができました。
身近にこんなに素晴らしい自然があることに今まで気がつきませんでした。
元気に山歩きできる喜びをかみしめた一日でした。
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