2007年2月アーカイブ
ダム湖のそばで ウソの♂2 ♀2に会いました。 ♂を見たいと探した時は中々会えず 出会いは突然やって来るものです。
♂は一羽が亜種ウソ もう一羽が亜種アカウソでした。
♀は2羽いました。そのうちの1羽です。
ウソが餌を食べている その木ののすぐ下で 散歩に来た人が 体操したり着替えをしてもウソは少しも動ぜず 驚かしてはいけないと遠くから 動かずそっと観察していた自分の姿が可笑しくなりました。
30分以上桜の花芽を食べ続けていたウソは突然4羽一斉に飛び立って 山に消えました。
お出掛けの途中、海岸の砂浜に出てミユビシギを探しましたが一昨日の春の嵐の通過の所為かシギチは一羽も見当たりません。折角今年もやって来ていたと言うのに残念。
さてお出掛け先は河口にやって来ているアカハジロです。河口中央辺りに浮かんでいる群れにはスズガモ、ホシハジロが多く良く似たアカハジロもこの群れに混じっていて一寸見には何処にいるか分かりません。スコープをセットして片端からチェックしていくと程なく発見できました。眼と下尾筒が白いので一度見てしまうと次からは双眼鏡でも探せるようになりました。
所がそれらしき2羽のうち1羽はほぼ確かにアカハジロと思われますがもう1羽の方は頭が赤みがあり胴脇の白味がなくてどちらかと言うとメジロガモの要素も感じられます。
両者を並べるとこんな感じです。中央の1羽は関係のないものです。
次は山に移動してベニマシコを探します。草の穂に出た鳥を見るとベニマシコ♀でした。都合よく木の枝に止まってくれました。
♂は居ないかなと探していると草の穂を食べていました。♂♀あわせて5,6羽は居るようでした。
朝からお天気も良く一日で赤系の水辺の鳥と山の鳥が見れて機嫌よく帰還できました。
朝から上々の天気なので前から気になっていたオオズグロカモメを見に行きます。
少し時間が早かったのかカモメ達はばらけていましたが暫くしてふと気が付くと小さくなった干潟の上に一群のカモメが集まっていました。
スコープで片端からチェックしていくと向こう向きながら頭の黒いオオズグロカモメが1羽居ました。
堤防からは遠いし逆光線その上好天の陽炎と写真撮影には厳しい状況でしたが撮れるだけでも良いからと撮影しました。
潮が満ちて干潟がなくなりかけた頃オオズグロカモメはウォーウォーと鳥に似合わない声で鳴いたかと思うと1羽だけ飛び上がりせっせと羽ばたいて西の空に消えてしまいました。
干潟の主が居なくなったので帰りは農耕地をめぐってみました。水を張った蓮田ではセイタカシギ3羽、
畑ではアトリの群れとニュウナイスズメの群れが遊んでくれました。
width="420" height="280" /border="0">
夕方クリーク脇でオオジュリンとチョウゲンボウ♂♀に出会って幕となりましたが小遠征にしてはまずまずの一日でした。
夕刊に 出水のマナヅル北帰行第一陣19羽のニュースが載っていました。昨年より6日遅れの平年並みとのことですが このところ暖かい日が続きこれから次々と旅立っていくのでしょう。
目当ての鳥を見に行きましたが出会えず方針転換し九州国博に若冲展を見に行きました。伊藤若冲以外にも江戸絵画の作品が展示してあってその中に鳥を描いたものが多数ありました。特に興味を引いたのは中住道雲作の松竹梅群鳥八十八寿之図で多数の野鳥が描かれていました。例えばヤマドリ、モズ、カケス、アカゲラ、アオゲラ、シジュウカラ、ヤマガラ、カワセミなどは現在見られる姿色そのまですがサンコウチョウはそれと分かる姿ながら色は違っていました。しかしつぶさに見れば見るほど良く描けていて時間の経つのを忘れてしまいそうでした。若冲の作品では紫陽花双鶏図が迫力がありました。またモザイク手法で描かれた鳥獣花木図屏風の左隻の中にヤイロチョウと思われる鳥を発見して嬉しくなりました。
なお作品は転載不可と言うことでここに掲げられず残念です。
工務店・一戸建て・不動産なら幸福ホーム
一戸建て・工務店をお探しなら、幸福ホームで幸せの家づくり。一戸建て・注文住宅で幸せにするのはハッピーホームです。
MTBlog42c2BetaInner
最近のコメント