春一番が吹きました。　

この処　毎日顔を見せてくれるシジュウカラ　メジロとスズメ　　時々ヒヨドリもやってきます。

ジョウビタキは♂に代わってこの頃姿を見せるのは♀になりました。

水浴びをするのはシジュウカラ　時々メジロも。　ヒヨドリも、そのうち豪快な水浴びを見せてくれるでしょう。

１月初め寒風の吹く中訪ねた時と打って変わり　田圃は麦の緑が増え　ヒバリも空高く舞い上がり囀りを聞かせてくれました。

風もなく五月初旬の暖かさ　野外ではもってこいの気候ですが　さてお目当てのコミミは未だ居るのかと気がかりでした。

ハイイロチュウヒが目の前を飛び　暫くするとコミミが姿を見せました。

冬枯れの草原を舞う姿を楽し事が出来ました。

散歩ながらの鳥見もこの処　出会いも少なく双眼鏡だけもっての散策が多いのですが　今日は久しぶりにカメラの出番が有りました。

キクイダタキの鳴き声に　カメラを持ち出して待っていると　やっと姿が見れました。

カシラダカを撮ったのも今季初です。　

梢に居たのはニューナイスズメ　

カメラを据えた場所はジョウビタキの縄張りだったようで　直ぐ近くまでやってきます。

ふらりと立ち寄り　ツグミ　シロハラ　ミヤマホオジロと久しぶりに鳥達に会う事が出来ました。

今日一番の出会いはSさんです。

お雛様めぐりの途中とか、そう言えばもうすぐ雛祭りです。　

何かちょっ違った感じです。

干潟はカモの数がグッと少なくなっていますねぇ。

今年は梅の花を長い間楽しみました。

メジロがやって来て遊んで行きます。

枝から枝に花の中を渡っていくと　ハラハラと花弁がこぼれます。

目の前を飛ぶのはミツユビカモメ

背中のМが目立ちます。

時には海面に降りて羽根を休めます。

シロエリオオハムにも会えて思いがけない楽しい鳥見になりました。

今日は５月初旬の暖かさ　家の中に居るのはもったいないので鳥見に出かけましたが　成果は３６種。

シャッターを切ったのはたった１羽で餌取りしていたカワラバトと

イソヒヨドリでした。

高台に登ると　玄界灘の遠くの島も見えるほど　空気が澄んでいて気持ちの良い日になりました。

例によって公園はシロハラとヒヨドリの運動会、　

時々参加のコゲラです。目を半眼に開いて何を考えているのでしょう。

グラウンドでは　小学生の野球チームが練習中でした。　

鳥見より子供の可愛い練習風景観戦とは・・・・。

もうちょっと地元の鳥達も相手をしてほしいです。

日差しは有るもののやはり海辺の風は寒いです。

吹き付ける風の冷たさも　大群のウミアイサが忘れさせてくれました。

岸の近くはハジロカイツブリの姿があちこちに浮かんだり潜ったり

ウミアイサの群れの中にひときわ大きなオオハムの姿が有りました。

こちらはシロエリオオハムでした。

そばで網を持った釣り人が　何かすくってバケツに入れているので訊ねると

｢イワシの子供　三杯酢で踊り食いすると美味しいよ」と成果の魚を

見せてくれました。　バケツの中は酸素の泡が立っていて　沢山の小さな魚が

元気に泳ぎ回ります。　指さす海の中は　オーシャンズの一場面のような

小魚の大群がうねりながら泳いでいるのが見れました。

海藻が揺れているかと思うほどの大群でした。

釣り人は大群の魚に　鳥好きは大群の鳥達に楽しい海辺の一時でした。

地元の山を回りますがこれと言った出会いはなく　いつものようにダム湖に寄って

ヤマセミに逢い　

遠くのオシドリをスコープで眺めて　引き揚げました。　

毎年冬になると　一度は見たいと思う赤い鳥ベニマシコ♂　数回足を運んでやっと会う事が出来ました。

２羽のベニマシコを見ていると寒さもすっかり忘れてしまいます。

冬枯れのフィールドが一瞬華やいだ感じです。

明日は立春、　冬鳥との出会いをもうしばらく楽しみたいと思います。