雁帰る頃となって今期未だ見ていなかったミヤコドリに会いにいきました。
干潮で潮が悪く ミヤコドリは遥かかなたです。
近くのヨシガモ ツクシガモ コガモにゆっくり相手してもらいました。
少し水辺が近くなるまで時間を使おうと 波間に見え隠れするオオハム ウミアイサ 岩場で羽を休めるヒメウ ウミウを見ながら 島を一周しました。 福岡西方沖地震で崖が崩れ被害を受けてからもう2年経ち しばらく振りの島一周でした。
途中カンムリカイツブリ20羽の群れに会いました。 もう夏羽で個性的な姿を見せてくれました。
干潟に戻るとダイゼン3 オナガ ダイシャク2が近くにいましたがミヤコドリは遠く 場所を移動してやっと会うことが出来ました。 昨年は確か3羽居たのに今年は2羽でした。
ところで新聞に気になる記事が載っていました。
福岡東区の人工島周辺地区に飛来するシギ チドリ類 海ガモ類 カイツブリ類の個体数が人工島着工前1993年と比べて4分の1に激減しているそうです。環境モニタリング調査によると
1993年度 総数 70015 シギ・チドリ類 12927 海ガモ類 27274 カイツブリ類 1671
2005年度 総数 34382 シギ・チドリ類 828 海ガモ類 7660 カイツブリ類 424
私達がよく通っていた西部の干潟もこのところ周辺の工事が始まって 今まで良く手が入っていた農地があっという間に荒廃し 工事の車が頻繁に出入りする様になりました。 昔の景色を思い出すと鳥見の気分になれず出かける回数が減ってしまいました。
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