2009年10月アーカイブ
高原 池の畔 そして今日の野草観察会は海辺です。
猛烈な北風の吹きつける浜辺で 出会った花は
ダルマギク です。
肉厚の葉 は産毛に包まれていました。
蕾は羽毛に包まれ眠っているみたいです。
マクロの世界はまた別の美しさです。
白い花を付けたダルマギクもありました。
浜辺に咲くからハマベノギク 山に咲いていたのでヤマジノギクと単純な識別ではありませんでした。
葉の作りは海辺の環境に耐えるような仕組みが有りました。 花ばかり目が行きますが 葉っぱも大切ですね。 細長い楕円の葉にもちょっと触ってみました。
こちらも白いハマベノギクが有りました。
似たようなダルマギクとハマベノギクの間を彩っていたのがホソバワダン。
ホソバワダンは海辺に咲くという事で 山でも似たような花が咲いていた気がしましたが別の花のようでした。
4種目の花は食べられるという事は覚えていますが 名前を思い出せません。
10/28追記 花の名前は ツルナ でした。
ツワブキ こちらは知っていました。キャラブキ美味しいですね。
海辺に吹き付ける風は踏ん張っていても飛ばされそうでしたが こんなに厳しい環境で綺麗な花を咲かせる花達は 楚々とした美しさと逞しさを両方持ち合わせてるようです。
海辺の野草観察会は 花や鳥の話題で盛り上がり楽しい時間が過ぎました。
高原を後にして移動した先は池のほとりです。
先ほど高原でムラサキセンブリを見たばかりでしたが こちらでの出会いは白いイヌセンブリでした。
こちらも負けずに凝った花の作りです。
以前水没していて見れなかったミミカキグサも今日は見る事が出来ました。 小さいと聞いて居ましたが 小さいですね! ミミカキグサとは納得です。
よく見るワレモコウの近くに咲いていたのは ナガボノアカワレモコウ
白い コバナノワレモコウ いずれも秋風に揺れて優雅です。
小さな花が集まって咲く ナガバノウナギツカミ そばに咲いていたよく似たミゾソバと比べる事が出来違いが分かりました。
沢山咲いていたナンバンギセル
初夏 此処を訪れた時咲いていた ミゾカクシ タヌキマメは花期が長く 未だ花を見る事が出来ましたが 白い花をつけていたミスミイは種を付け ヌマトラノオは赤い小さな実沢山を付けていました。
トンボはすっかり数が少なくなっていました。
ヒメアカネ♀でしょうか。追記10/28ヒメアカネではなさそうです。
マイコアカネ♂の淡い青緑の顔も見れました。
何といっても オオキトンボに会えたのは嬉しい事でした。
ファインダーを覗いて 思わず皆 「綺麗!」とつぶやきました。
後で調べると生息数が急速に減っている貴重なトンボと知りました。
秋の一日 充実かつ楽しい観察会でしたが 出席番号一番の生徒の欠席が残念でした。
お仕事とあらば致し方ありませんが 次回は是非ご一緒したいです。
いつもながら 楽しい観察会 少しづつですが進歩もしていますので 講師の先生 辛抱強く見守ってください。
秋晴れの一日 秋の野草観察会でした。
秋の野草観察会は初めてで どんな出会いが有るかと楽しみでした。
目的地の高原は澄んだ空気 紅葉も始まり青空をバックに見る山やススキ野原が迎えてくれました。
周りの風景に目を奪われて初めは目に入らなかった花達ですが なんと足元にいろいろな花が沢山秋の高原を彩っていました。
繊細な作りと色が美しい ムラサキセンブリ
ウメバチソウの白も目を引きました。
こちらもマクロで見る世界はまた違った美しさが有りました。
ヤマラッキョウもそこかしこ ポンポリみたいな花ですね。
花屋のリンドウはよく見ていますが 自然の中で咲くリンドウは何年ぶりでしょうか。
今日は地元で鳥見の時によく出会う花と似ていましたが その区別の仕方を教わりました。
こちらはヤマジノギク 地元で良く出会うのはノコンギク 今度鳥見の時に注意して見る楽しみが増えました。
コウゾリナ 似たような黄色の花が他にあるような気がしますが この花の特徴は茎のトげトゲと知りました。
ハバヤマボクチ 名前の由来が面白い花です。 白い綿毛も印象に残る花でした。
今日観察した花のリストに未だアザミ2種他数種の花を 見落としていましたが これは来年の楽しみに残します。
時間のたつのも忘れていましたが 高原に座って食べたおにぎりのおいしかった事!
鈴虫も飛び入りで歌をサービスしてくれました。
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