2010年4月アーカイブ
鳥見に行くと 鳥以外にも面白い出会いが有って 旅の楽しさが膨らみます。
今回の特別参加は超大物 クジラです。
海岸で鳥見をしていると 仲間が「クジラ クジラ」と・・・。
此処から鳥見は ホエルウオッチングに急遽切り替え、クジラのジャンプを
暫し楽しむことになりました。
後で地元の漁師さんの話を伝え聞くところでは漁師さんでも
ここ10年ほどで会っていないとの事でした。
名実ともに超大物の特別出演を見る事が出来、鳥見の旅の忘れられない一場面となりました。
もうひとつ キビタキを見ている時の事でした。
近くの枝に飛んできたキビタキを見ていたら ヒラりと飛んで 私の帽子の上に止まりました。
此処まではありそうな話ですが そのあとホバリングして虫をとらえて
もう一度帽子に止まってくれました。
近くにいた友人がすかさずシャッターを切ろうとしましたが 近すぎてピントが合わず
残念ながら証拠写真は残りませんでした。
今でも キビタキのかすかな重さを帽子の上に感じた記憶がよみがえります。
人に話すと 一度止まった事は信じても ホバリングして戻ったと云うと
ちょっと疑っている様子です。
そのうち居あわせた友人に 証明書を作ってもらいましょう。
現地では今回沢山のビンズイが入っていて どこに行っても良く見かけました。
その中に交じったマミジロタヒバリも時々姿は見るものの なかなか写真は撮れませんでした。
マミジロタヒバリ
帰宅後写真を整理していて4番目のライファーに出会う事が出来ました。
コマミジロタヒバリです。
現地で分かっていたら もっときっちり撮ったのに、 後の祭りとはこの事です。
今回幸い 識別についてご指導いただく機会が有り 今まであいまいでしたが
次回フィールドでの出会いが楽しみになりました。
鳥と深く付き合うためにはその姿だけでなく いろいろな角度からとらえる事を
改めて教えて頂き ますます鳥見の楽しさが大きくなったような気がします。
磯を走り回るシギチ達・・・・シギチと言えばこんな出会いを想像します。
こんな光景に出会う事が出来ました。
オバシギが磯を走り回って餌採りです。
東の干潟のオバシギにやっと会う事が出来ました。
今日カウントされていた方の話では今年はオバシギの当たり年で今日は70羽以上との事でした。
一旦飛んで、 何と今季初のトウネン3羽を連れて 目の前に戻ってくれました。
もう赤くなってますね。
ムナグロも一羽
ダイゼンも居ました。
目の前のオバシギ トウネン ムナグロに目を奪われて居ましたが 後でオオソリ3 ダイシャク1 ホウロク3 ダイゼン7 一緒に干潟に居たと伺いました。
4月中旬とは思えない風の冷たさでしたが 干潟の鳥は綺麗な夏羽を見せてくれました。
島に行くと あちらにも こちらにもジョウビタキの姿が見られます。
ハマダイコン
桜
そろそろ旅立ちか集合している様子です。
シロハラも 綺麗な囀りを利かせてくれました。
キズタの実を食べに数羽が次々入り乱れ 沢山集まって居るようです。
ミヤマホオジロも数羽だけ
ハイタカ ミサゴ メジロの群れ が今日の島の出会いです。
干潟のシギチに会いに行きました。
ハマシギは5000以上 未だほとんど冬羽 お腹にちょっと斑点が見える個体も有りました。
メダイチドリはもう夏羽 この干潟では珍しいキョウジョシギの姿も有りました。
ダイゼン
ムナグロ
ダイシャクシギ
ホウロクシギ
オオソリハシシギ
ツクシガモの姿が見れるのもあとわずかでしょうか。
今日一番は 金髪のクロツラヘラサギが綺麗だった事でした。
鳥の鳴き声の楽しさを東京在住の頃いろいろ教えていただいた
松田道生先生が新しくブログ「syrinxブログ編」を開設されました。
テレビで六義園の懐かしいしだれ桜を中継していましたが
ブログの中では 六義園のウグイスが歌ってくれました。
今年春の渡りで楽しみにしている鳥はメボソシクイとの出会いです。
その鳴き声に耳を澄ますとどうやら二つの違いがあるそうです。
視覚でなかなか見分けがつきませんが その鳴き声がヒントをくれると聞きました。
春の渡りでメボソの声が聞けるでしょうか。楽しみです。
最近のコメント