2007年5月アーカイブ
急に話が持ち上がり所用で上海に行ってきました。
今回身軽な旅にしたいため鳥見なしでカメラはコンデジ それでも荷物に小さな双眼鏡を入れておきました。図鑑は欲しかったので海外鳥見事情に詳しい方に相談し手配しましたが急な事で 手元に届く前の出発となりました。
鳥見の時間は取れなかったけれど毛沢東が好んで散策を楽しんだというホテルの庭園を朝散歩すると
鳥の声が聞こえてきます。
いずれも初めて出会う鳥 耳にする歌声でした。
やはり鳥の名前が気になって現地で図鑑を調達しました。
小鳥は留鳥のChinese Bulbul という事が分かりました。 ちょっとした緑地で一番見かけた小鳥でした。
黒い鳥はやはり留鳥のBlackbirdではないかと思います。毎朝同じ場所で顔を見せてくれました。
どちらも良く通る綺麗な声で歌っていたのが耳に残っています。
シギチが見たくなり地元を見ますがなかなか近くで楽しめず一寸足を伸ばして会いに行きました。
今日の新顔は
一年ぶりのアカアシシギ
干潟で会っても蓮田ではこちらもはじめてのソリハシシギ
この所アメリカオグロシギに人気を奪われてしまったオグロシギ
昨年 シベリアアオオハシシギに会いながら良い写真が残せずに居ましたが こんなに早く再挑戦の機会がやってくるとは予想外でした。 とは言うもののなかなか姿を見せないので 諦めて帰る途中 目の前に姿を見せたと連絡を頂いて 急遽引き返して会うことが出来ました。
半分諦めていただけに嬉しい出会いになりました。
アメリカオグロの姿も見えました。
まだ見たい鳥もありましたが今日は念願の鳥に会えたので気をよくして早々に引き上げる事になりました。と またまた連絡いただいて思いがけない出会いが有りました。
なんと地元にアカエリヒレアシシギ夏羽 それも100羽! 話では聴いていましたが感動の出会いでしす。
今日は鳥友達に良い日をプレゼントしてもらったような1日でした。
朝からたまっている雑用をまとめて片付けようと 準備中に ヤマショウビンが地元のダム湖に来たと言う嬉しい知らせが届きました。 昨年は姿が見られず気になっていましたので 久し振りです。 直ぐに駆けつけました。 残念ながら姿は見れませんでしたが 嬉しいニュースになりました。
夕方 もう一度シマゴマを見たいと1時間ほど出かけましたが 今日は美しい声だけのサービスでした。
5月に入り鳥の渡りの最盛期を迎えています。
夏鳥たちは地元で一休みした後はそれぞれの目的地に旅立ち いっときの出会いです。
鳥達の唄も耳にすることは有っても まだ練習中と言ったところで営巣地のソングポストで歌うそれとは一味違うような気がします。
鳥見に出れず家の中で録音して頂いたCDの日光の鳥達の唄を聴きながら過ごしています。
オオルリやクロツグミもいいけれど やっぱり一番のお気に入りは 夜明けの鳥の大合唱。
数年前この唄を聞きたくて早起きして出かけたことを思い出しています。夜明けと共に谷底から沸き上ってくる鳥の大合唱がやがて緑の山や空に吸い込まれていく・・まさに自然が奏でる交響曲です。
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